4K映像素材のリアルタイム編集に対応。プロフェッショナルの為の超高速ワークステーションComstation Xシリーズ。

4Kノンリニア編集機のComstation X

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GPU(グラフィックボード)の選び方 ①

2016.10.04更新

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GPU(グラフィックボード)の選び方 ①

動画編集において編集機(PC)自体の性能が編集時間や使い勝手に大幅に影響を与えることはご存知かと思われます。特に4K編集等の高画質になればなるほど性能差が顕著にあらわれます。
そこでここでは動画編集を目的とした場合を主にグラフィックボードの選び方を数回にわけて順番に簡単にご説明いたします。

・「高価格」≠「高性能」
もちろん基本的には価格が高価な物ほど高性能な傾向にはありますが、価格が高いものは特定の性能に特化した場合が多いため純粋に高価=高性能という訳ではございません。

現在出回っているGPUの多くはNVIDIA社かAMD社の2メーカーのチップセットを搭載した製品になりますが両社共に「GAME用」「CAD用」「データセンター用」の3シリーズを主に展開しており、個別製品にもよりますが価格傾向としては「GAME用」<「CAD用」<「データセンター用」となります。
一般的に高性能が必要といわれる動画編集に向くのはもっとも価格帯が安い「GAME用」であり、ある意味価格が安い方が動画編集に適するという矛盾が起きる訳です。

NVIDIA社を例にとると「GAME用」=「GeForceシリーズ」、「3DCG/CAD用」=「Quadroシリーズ」、「データセンター用」=「Teslaシリーズ」となります。
TeslaシリーズはそもそもGPUではある物の画面出力端子がついてない製品が一般的(一部機種では搭載してます)であり単体で編集機に搭載してご使用いただく事ができません。(演算用、表示用のGPUを別に搭載するという特殊な使い方であればご使用いただけますが一般的には使えないと考えていただいて差支えありません。)
Quadroシリーズは画像に特化した高性能GPUとして有名で弊社に編集機のご依頼を頂くお客様でもQuadro搭載希望というお客様がいらっしゃいます。実は数年前まではこれは正しい選択でしたし、QuadroがGeForceに比べて優れている部分/用途があるというのも事実です。

実はこの両者あくまで「ハードウェア」という側面からではほぼ差がないと考えて現状は差支えありません。(正確には多少は異なります)では、なにが違うかというと特化させた機能が違います。
多くの業務用3DCG/CADソフトで使用される「ハードウェアオーバーレイ」(詳しくは省略いたしますが画像を重ねる技術とご理解ください。)という機能に関してはQuadro>GeForceという図式がなりたちます。
また、一般的に3DCG/CADはOpen GLという機能のベンチマークで計測されることが多いのですがこの部分でもQuadro>GeForceという事になります。3DCG/CAD用途の業務用ソフトを使う場合はQuadroがほぼ必須と考えて良いかもしまれません。(中にはQuadroでないと動作保証なしというソフトもございます。)

最後にGeForceですがこのシリーズは動画編集ソフトで使われる機能にたいして価格と性能のバランスが非常に優れてます。価格を無視して各シリーズの最高機種で比べた場合、GP-GPU(対応ソフトでCPUを助ける機能)ではGeForceよりTeslaの方が優れております。また、「色深度や描画の正確さ」、「3DCG/CADの各ソフトメーカーのサポート状況」という意味ではQuadroの方がGeForceより優れます。これはQuadroやTeslaが機能特化型GPUであるからですが、別のとらえ方をすると特定用途以外にはあまり向かないことを示します。
 
近年の動画編集ソフトは動画の高解像度化やフレームレートの増大により非常に多種多様な技術/性能を複合的に使用しており使用する技術/性能の総てを出来るだけ高いレベルでバランスを取ることが重要になります。この動画編集用途性能のバランスという意味ではGeForceは他のシリーズより優れており現状では最もお勧めできるシリーズとなります。

次回は現在お勧めのGPUを具体的にご説明いたします。

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 ■4K映像素材のリアルタイム編集に対応:http://comstation.jp/

 ■Comstation シリーズ:http://comstation.jp/nonlinear/lineup/

 ■4K映像編集に対応したノンリニア編集システムComStation X シリーズの紹介
  https://www.youtube.com/watch?v=88NBlKYvYcY