今回は2016年10月現在で動画編集におけるGPU(グラフィックカード)の選定方法、オススメを具体的に説明いたします。

まず、第一に出てくるのがGPUの二大メーカー NVIDIA社かAMD社かという選択になるのですが性能面では一概にどちらが良いかとは言い切れません。
本当に抜きつ抜かれつです。が、ここではあえてNVIDIA社を現状では推します。AMD社の最新機種RADEON RX480は本当にコストパフォーマンスにすぐれたGPUだと思われますが、こと動画編集ソフトとの相性となるとNVIDIA社の方が良い結果を生むことが多いでしょう。(あくまで2016年10月現在です。)
そこで今回はNVIDIA社のGPUに絞ってご紹介させて頂きます。

1) GTX-1080
予算が許せばこちらがもちろんお勧めになります。あらゆる性能で下記のGPUを上回っていると考えて間違いありません。
また、消費電力もTDP180W(詳しくは省略しますが大体の消費電力の目安)とWあたりのパフォーマンスに優れてます。

2) GTX-980Ti
こちらは一世代前のGeForceシリーズ最高機種になります。一般的には次に示すGTX-1070と同等性能と言われてますが実際の結果では殆どの計測でGTX-980Tiの方が良い結果を得られます。イメージとしてはGTX-1080とGTX-1070の中間程度です。そして現状では価格下落が激しい商品ということも嬉しいことです。通販等では2016年10月現在GTX-1070とほぼ同じ価格で入手可能です。ただし、消費電力はTDP250Wとそれなりに使う事を考慮する必要がありGPUのグレードアップを考える場合はシステム全体の消費電力を良く調べる必要があり、結果、電源まで交換するとなるとGTX-1070を選んだ方がベターになるかもしれません。
また、製造は終了しておりますので恐らく近日中に入手不能となります。

3) GTX-1070
非常にバランスに優れたGPUです。性能も不足なく4Kネイティブ編集にも十分対応可能です。
消費電力的にもTDP150Wと一世代前のGTX-980(Tiなし)やGTX-970からのスペックアップを考えてる方は電力や熱問題を考慮する必要がないのですが大幅な性能UPを望めます。

4) GTX-1060
ややこしいのですがこのGTX-1060というモデル3GBのメモリを搭載したモデルと6GBのメモリを搭載したモデルの2種類が存在します。
当然6GBのメモリを搭載したモデルの方の性能が高くなり、こちらであれば一般ユースであればお勧めできます。HD画質までの編集であればGTX-1060 6GBで十分なパフォーマンスを得る事ができるでしょう。
多くの場面で6GBのビデオメモリがあれば不足しないのですが3GBのモデルとなりますとメモリがオーバーフロー時に一気にパフォーマンスが落ちますので注意が必要です。

今回は現状、入手できるGPUをご説明させて頂きました。
次回はシステムを作るときに見落としがちになる電力についてご説明いたします。

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