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4Kノンリニア編集機のComstation X

新着情報

3ストレージシステムのススメ

2017.07.03更新

弊社の編集機はカスタマイズ前提モデルを除き基本的に3ストレージシステム
を採用しております。

3ストレージシステムとは

1.「OS、アプリケーション用ストレージ」
2.「作業用ストレージ」
3.「保存用ストレージ」

多くの編集機メーカーが「OS、アプリケーション用ストレージ」と「作業用&保存共用ストレージ」
の2ストレージシステムですが、何故弊社が3ストレージシステムなのかと言いますと2ストレージ
システムではCPUやGPUにいくら高価な物をご利用いただいてもその性能を発揮できないからです。

基本的に各種編集ソフト(EDIUSやPremiere等のアプリケーション)はそのプロジェクトファイル
の保存先と別のストレージにインストールする事を各メーカーが推奨しております。
(同じストレージにしてしまうとパフォーマンスが落ちる事を各メーカーが公表してます。)

この意味では2ストレージシステムも一見問題ないように思われます。

3ストレージシステムが2ストレージシステムに対して優れているところはエンコード時や
レンダリング時の速度にあります。
基本的にSSDにしろHDDにしろ「読み書きを同時に行うという事は苦手」です。
もちろん、SSDはHDDに比べ優れていますがそれでも4Kの高解像度時代では力不足です。
2ストレージですと前提にある編集ソフトをプロジェクトファイルの保存先と別ストレージ
に保存するということを守ると必然的にプロジェクトファイルから完パケの書き出し先に
「OS,アプリケーション用ストレージ」か「作業用&保存共用ストレージ」のどちらかを選択する
ことになります。

「OS、アプリケーション用ストレージ」(一般的にドライブC)を書き出し先にするとまず、
「システムの安定&高速」に問題がでます。
ドライブCはシステムの安定の為に出来る限り、細かいゴミファイルを生成するような作業は
避けるべきなのと書き出し先は完パケファイルですので基本的に容量が必要になりますので
この意味でも向きません。
システムの高速化にOSインストールはHDDではなくSSDを利用するのは現在ではごく一般的ですが
SSDはHDDに比べ容量単価が高価になってしまいます。
高解像度化で動画ファイルが大容量化している現在、一般的に保存用ストレージは3TBや6TB等
が多いと思われますがSSDで3TBや6TBの容量をつくるとなるとHDDに比べ圧倒的に高額になってしまします。

そこで2ストレージシステムの場合は「作業用&保存共用ストレージ」をつくりプロジェクトファイル
の保存先と完パケの書き出し先を同じストレージに指定するのですがここで問題になるのが
先に触れたSSDにしろHDDにしろ「読み書きを同時に行うという事は苦手」という事です。

多くの方が「編集機の処理速度=CPUやGPU性能&メモリ容量」と認識されてるようですし、
一概に間違いではないのですがボトルネックを解消することが実はもっとも性能を発揮しやすいのです。
極端な話、CPUもGPUも最高級な物を搭載、メモリ容量も十分な編集機を組んだとしてもストレージを
巨大なHDD一台で済ましてしまうとすると、価格が1/3の構成を考えらえた編集機より全体的な処理速度
が遅くなることさえあり得ます。
F1のエンジンを搭載した軽自動車が速く走れるのかという問題と同じです。
エンジン性能を生かすためには足回りから固める必要があります。CPU,GPUに高額な金額を出したのに
イマイチ編集速度が上がらないというお客様のお話をたまにお聞きするのですが、この辺りは中々に
明確な答えがある訳ではないのである程度の知識が必要になります。困った方は是非当社にご相談ください。

また、「OS、アプリケーション用ストレージ」、「作業用ストレージ」、「保存用ストレージ」の
各ストレージにはそれぞれ採用するストレージの種類に向き不向きがあります。
次回はこの辺りをまとめてご説明させて頂きます。