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RAIDの基礎「5と6」

2017.11.15更新

前回にRAIDの基礎となる0と1をご説明させて頂きました。

今回は続きでRAID 2以降と行きたいところですが・・・
RAID2~RAID 4は超マイナーですしのでここでは触れません。
というか筆者も現実にこの構成を組んだことないですし、そもそも設定
できる機械をお目にかかったことがない位にマイナーです。

RAID5:0、1と比べて急にRAIDっぽくなります。RAID0に近い速度とそれなりに
安全な為に非常に良く使われているRAID構成です。
仕組みはちょっとややこしくなるのでここでは超簡単にご説明します。
仮にA、B、Cという3台のディスクでRAID5を構成したとします。データを書き込む
時にA、B、C総てに分散してデータを書き込むのですが、その際に同時にパリティ
と呼ばれる修正用のデータも各ディスクにが書き込まれます。
このパリティーというのを使って3台中1台ならHDDが壊れたとしても復活できるという
優れものなのです。

速度に関しては基本的に台数が多ければ多い程、速くなります。
容量の計算は1台分のHDD容量が減ってしまいます。3TBを3台なら6TB,2TBを5台なら8TB
という感じです。(1台の容量x台数-1台の容量)

完璧に見えるRAID5ですがいくつか問題がなくもありません。
・2台以上のHDDが同時に壊れると当然復活できません。
・1台壊れても(動作が遅くなりますが)そのまま運用可能です=故障したことに気が付かない
場合があります。
・複数のディスクに分散して読み書きというの・・・RAID0の技術と同じなのですが
この技術はコントローラーに依存します。よって、機械側が壊れてしまうと基本的に
読み込みができません。別の機械に接続しても基本的にはダメだと思いましょう。
(同メーカー同士だと行ける事もあります。)

 

RAID6:5をパワーアップして2台の故障まで耐えられるようにしたのがRAID6です。
基本的な方法はRAID5の修正用データがHDD2台分になってます。
ただし、安全な半面当然RAID5のデメリットにプラスして下記の傾向にあります。
・RAID5に比べて少し低速にあります。
・使える容量がより小さくなります。(1台の容量x台数-2台の容量)
ex RAID5で3TB/4台構成の場合だと9TBなのに対してRAID6だと6TBとなります。

こう書いてしまうと一瞬冗長性が倍になっただけでデメリットの方が大きそうに
思いますが実は冗長性は一気に高まります。HDDの本数が多くなればなるほどに
その差は広がります。

よって筆者的には下記をお勧めします。

RAID5:HDDの本数が6本以下
RAID6:HDDの本数が7本以上

オマケ
RAID5やRAID6をサポートする製品は多くの場合RAID10もサポートします。
RAID10は「じゅう」というよりもRAID1+RAID0という事で前回ご説明した
RAID1(ミラーリング)の弱点である速度をRAID0によって克服するという仕組みです。
一見するとものすごく安全そうに思うのですが実はそいうう訳ではなく安全性はRAID5以下
になりますので筆者はあまりお勧めしません。