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4Kノンリニア編集機のComstation X

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リンクアグリケーションでネットワークの高速&安定化 1

2018.02.13更新

一昔前では最低でも数百万、一千万単位も普通であったFC-SAN
ベース(ファイバーチャンネル)の動画や編集素材の共有サーバーですが
最近はギガビットイーサーの実効速度の高速化や10GbEの普及により比較的
安価にNASで十分にその機能を果たせるようになってきました。
また、SANと違い運用にネットワークエンジニアを社内に抱えなくても
運用できるというのがあります。
しかし「勉強したことがない」というのと「少しは勉強した」という
人が運用するのではその速度、安定化に大きな違いがでるのもまた事実
です。
今回はその”少しのお勉強”をお手伝いという意味でリンクアグリケーション
に関して簡単に説明します。

リンクアグリケーションとは簡単にいうとLANケーブルを束ねてつかって
高速化しようという話です。
ポートトランキングとかチーミングとかボンディングとか言ったりします。
細かく言うと違うのですがここではあまり深く考えないで「複数のLANを束ねて
高速化&安定化する技術」と覚えてもらって問題ないと思います。

通常は業務用ハブ(L2スイッチ)に搭載されている機能で機種により中々に専門的な
設定というより書いてることがよく分からない方も多いと思いますが
共有サーバーにNASを使用される場合は対応NASを使えば簡単に設定できます。

例えば共有サーバー(NAS)に下記のような使い方をしている方もいらっしゃるかと
思います。

NAS——スイッチ |——PC(A)
                           |——PC(B)
                           |——PC(C)
                           |——PC(D)

極一般的な社内LANである1GbE(ギガビットイーサー)でつながれてる場合は上記の
構成ですとA,B,C,DのPCが同時にNASにアクセスした場合は25MB/Sの速度と
なってしまいます。(ここでは1Gb=100MBで計算してます。*理論値125MBですが実効
ではほぼ100MBになります。))
もちろん、1台しかPCがNASと通信してなければ4倍の100MB/Sでるのことになりますが
常に1台のPCしかNASにアクセスしないというのは非常に非効率です。

4Kは流石に無理ですがHDであれば100MBあればNASにプロジェクトファイルや素材を置
いた状態で各PCに素材取り込みを行わないで直接NAS上で編集できるので非常にもった
いない構成です。

NAS——スイッチ |——PC(A)
      ——              |——PC(B)
      ——              |——PC(C)
      ——              |——PC(D)

そこで上記のようにNASスイッチ間も4本のLANケーブルでつないで速度低下を抑える事が
できます。
対応NASが入っている前提(QNAPならほぼ総ての機種)ですがこの構成で設定することに
より各PCが同時にアクセスしてもほぼ100MB/Sの速度を出す事ができますし、なにより
LANケーブルの長さにもよりますが通常数千円もあれば良いので対費用効果が抜群です。
また、仮に一本でつないだ場合はそのLANケーブルが外れるなりしてしまえば当然通信
できないのですが4本つないであれば1本切れたところで各PCは問題なくNASにアクセス
できます。(パフォーマンスは落ちますが)
耐障害という意味でもお勧めできます。

概要だけで長くなってしまいましたので次回に続きを書かせていただきますがより具体的
な話をさせて頂きたいと思います。