4K映像素材のリアルタイム編集に対応。プロフェッショナルの為の超高速ワークステーションComstation シリーズ。

4Kノンリニア編集機のComstation X

4K編集技術情報

4Kファイルフォーマット/コーデック

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現在4K収録ファイルフォーマットは決定的に主流になっているものがなく、流動的な状態です。
各社様々な採用フォーマットをここで紹介しています。

  1. XAVC(ソニーが提唱する独自フォーマット)
  2. IPB(MP4/MOV、Panasonic HC-X1000が採用)
  3. XAVCS(ソニーが提唱する独自フォーマット)
  4. RAW(連番静止画フォーマット)
  5. DPX
  6. MotionJpeg(CANON 1D-Cで採用)
  7. AVCHD(民生規格のAVCHDを4Kに転用したもの)
  8. Pro-Res4444(アップルの規格で主にカメラと連携するレコーダーに搭載)
  9. Pro-Res422(HQ)

 

1. XAVC

ソニーが提唱する独自フォーマット。効率的な圧縮で画質と容量の両立を図っています。
8-12bitの映像サンプリング処理を施し高い色彩再現性と決め細やかな諧調表現を実現。コンテナはMXF。

XAVC規格の主な仕様

  • 解像度: 4K (4096×2160/3840×2160)、フルHD、プロキシ
  • 圧縮方式: MPEG-4 AVC/H.264 ビデオ圧縮
  • ビット数: 12ビット、10ビット、8ビット
  • フレームレート: 60フレーム/秒まで(※ただし撮影では180フレーム/秒まで対応)
  • カラーサンプリング方式: 4:4:4、4:2:2、4:2:0
    422 10bit 4K@29.97 37.5MB/Sec
  • 採用機種:PMW-F5、PMW-F55

対応モデル 

  

2. IPB

MP4/MOV
Iフレーム(そのフレーム全ての情報を保持したフレーム)を少なくしているため容量を小さくできます。
動いていない部分を前のフレームから流用し動いている部分だけを新たに記録する差異保存方式のためです。
画質は高画質ですが、グラデーション部分やオーバーラップ部分にトーンジャンプを起こしやすい。
元々は配信用に使われていたコーデックでカメラ記録用ではないので編集の際トランスコードが必要になることも多く、編集までに一手間かかることもあります。

Panasonic HC-X1000が採用。

対応モデル 

  

 

3. XAVCS

ソニーが提唱する独自フォーマット。高い圧縮率で画質と容量の両立を図る。
XAVCの民生版といえる規格でMP4形式。

XAVCS規格の主な仕様

  • 解像度: 4K (3840 x 2160)、HD、プロキシ
  • 圧縮方式: MPEG-4 AVC/H.264
  • ファイル形式: MP4
  • オーディオ: リニアPCM、AAC
  • 採用機種:FDR-AX1

対応モデル 

  

4. RAW

連番静止画フォーマット。多くのカメラにこの形式で収録できる機能が備わっている、いわゆる生データ。非圧縮の為、データ容量はかなり大きくそのままでは扱いづらい。
RAW収録したものから編集のために変換するユーティリティ(現像ソフトとも)を備えているメーカーも多いです。

対応モデル 

 

5. DPX

機材によって異なるRAWフォーマットに対して色情報や他の情報の機材間での受け渡しを柔軟にした形式。圧縮率の低い静止画連番のため容量はやはり大きいが汎用性が高い。

10bit4K@24pDPXの容量

  • 50MB/Frame
  • 1.2GB/Sec
  • 70.3GB/min
  • 4.1TB/Hour

対応モデル 

 

6. MotionJpeg

古い技術ではあるが、動画に転用したのは比較的最近。CANON 1D-Cで採用されています。
連番静止画だがJpeg画像がベースのため比較的軽め。被写体によってファイルサイズが変わります。
1フレーム完結しているデータなので欠落しても他のフレームに影響を及ぼしません。

対応モデル 

  

7. AVCHD

 

民生規格のAVCHDを4Kに転用したもの。
JVCのカメラが採用しており、一つ辺りのファイルはフルHDだが、4枚のSDカードに4分割して収録し4KClipmanagerによってそれを統合することによって4K映像にしています。
WindowsではGrassvalleyのAVCHDConverter4との連携でHQXコーデックに変換、ediusにて編集できます。

  • 採用機種:GY-HMQ10、JY-HMQ10

対応モデル 

  

8. Pro-Res4444

アップルの規格で主にカメラと連携するレコーダーに搭載されることが多い。かなり軽いファイルではあるが4444の方はそれなりの容量になります。
おもにFinalCUTでつかわれていたがPremierePROやEDIUS PROでも扱える。Ki-Pro Quad などでのカメラ外部録画で使用されます。

公式の特徴紹介

フル解像度、マスタリング品質の 4:4:4:4 RGBA カラー、視覚的にはオリジナルのマテリアルと区別できない品質、デコードとエンコードを何回繰り返しても維持される高いパフォーマンス
リアルタイム再生できる数学的にロスレスなアルファチャンネル (最大 16 ビット)
モーショングラフィックスとコンポジットの保存および交換のための高品質なソリューション
非圧縮の 4:4:4 HD に比較して大幅に低いデータレート (ターゲットデータレートは、1920 x 1080、29.97 fps の 4:4:4 のソースで約 330 Mbps)
RGB と Y’CbCr の両方のピクセル形式での直接エンコードおよびデコード

対応モデル 

  

9. Pro-Res422(HQ)

公式の特徴紹介

視覚的には Apple ProRes 4444 と同程度の高い品質を保ちますが、4:2:2 のイメージソースのためのコーデックです。Apple ProRes 422 (HQ) は、ビデオポストプロダクション業界で広く使われており、(シングルリンク) HD-SDI 信号で伝送できる最高品質のプロ仕様の HD ビデオを視覚的にロスレスに維持します。このコーデックは、10 ビットピクセル深度のフルワイドの 4:2:2 ビデオソースをサポートしながら、デコードとエンコードを何回も繰り返した後でも、ビデオを視覚的にロスレスに維持します。Apple ProRes 422 (HQ) のターゲットデータレートは、1920 x 1080、29.97 fps のソースで約 220 Mbps です。

対応モデル