リンクアグリケーションでネットワークの高速&安定化 2

424号の続きですので424号を未読の方は是非最初に読んでください。

今回はより具体的にリンクアグリケーション(ボンディング、ポートトランキング)
を説明しようと思います。
と、言っても技術的な難しいことを知ってもエンジニア以外ではあまり意味ないです。

そこでまず、ズバリお勧めから言わせて頂くと映像編集の世界ではBalance-alb
(モード6)ないしbalance-tlb(モード5)です。

と、こんなことを言われても全く意味わからない方が多いと思いますがわからない方
ほどBalance-alb(モード6)かbalance-tlb(モード5)です。
NASが対応しているなら容赦なく行ってしまっても良いかと思います。

ここで終わりという訳にもいかないので一応、リンクアグリケーションの各種をご説明。
*なお、下記の送受信はNAS側からみています。PCから見た場合は逆ですのでご注意ください。

・balance-rr (モード0)
送信負荷分散と冗長性をサポートします。比較的よく使われてる方法ですがスイッチの
制限があります。

・active-backup(モード1)
冗長性を提供しますが負荷分散はしません。スイッチの制限もなくネットワーク速度が
重用でないならお勧めですが映像編集の世界では不向き

・balance-xor(モード2)
MACアドレスを利用した送信不可分散と冗長性をサポートします。スイッチの制限あり。

・broadcast(モード3)
普通は使いません。といより、すでに存在意義が分からない・・・。

・IEEE 802.3ad (モード4)
スイッチがIEEE 802.3adをサポートしてるならもっとも安定してるともいえます。
送信負荷分散と冗長性を提供しますがなによりスイッチがIEEE 802.3adをサポートを
している必要がるのとスイッチの知識がいるのがネックです。設定失敗すると負荷が
かたよります。

・balance-tlb(モード5)
送信負荷の分散と冗長性をサポート。なによりもスイッチは全く制限がないのでお勧め
の一つです。

・balance-alb(モード6)
balance-tlb(モード5)の機能に受信の負荷も分散します。スイッチ制限も全くありません。

正直、なんかよく分からない言葉がならんでるという方も多いかと。でも理解しなくても
大丈夫です。
基本的にスイッチ制限があるモードは素人には扱いにくく、スピードと冗長性が両方欲しい
映像編集の世界で使いやすいのはbalance-tlb(モード5)かbalance-alb(モード6)になり
ます。
balance-tlb(モード5)とbalance-alb(モード6)の違いは受信(PCから見たら書き込み)
の負荷分散になり映像編集では正直あまり違いはないと考えてよいでしょう。
しかしながら最近のNASはCPUもそれなりの物を積んでいる場合が多く多少CPUに対する
負荷が高いbalance-alb(モード6)でも問題ない場合が殆どです。
よってIntelやAMDのCPUを搭載しているなら折角ですので受信も負荷分散しするbalance-alb(モード6)
逆に5年以上前のCPUやARMのCPUを搭載しているNASならbalance-tlb(モード5)をお勧めいたします。

設定方法は通常どのNASでもそれほど知識なく行う事ができますのでNASの説明書を
お読みください。(説明は理解できない方も多いと思いますが特に理解できなくても問題
ありませんのでご安心ください。)