VR映像の編集

VR,VR。高解像度やハイダイナミックレンジに並び最近活発なVR。
消費する側としてはとても楽しいコンテンツですが、撮影に使うカメラ、編集できるソフト、編集方法など新たな事にチャレンジしないとならないのが制作側。
その辺りをちょっと覗いてみましょう。
まず、カメラ
いわゆる360°撮影ができるものなんですが数種類存在します。
マルチレンズタイプとシングルレンズタイプです。
マルチレンズは全天球とも呼ばれシングルレンズは全天周と呼ばれます。

全天周はいわゆる魚眼レンズが1つで水平方向のみ360°撮影でき、垂直方向は180°から240°の撮影になります。
VRにした時に足元や後ろ側などどこか一方が見えないのはこのタイプのカメラで撮影されたコンテンツであることが多いです。

全天球カメラは垂直、水平ともに360°の撮影が可能。
2つ以上のレンズが搭載されており、グリグリ回せるタイプのコンテンツ撮影に使用するタイプ。
CGコンテンツと変わらないVR感も得られますね。
マルチレンズタイプは高度な機能や性能を持つものも多く、レンズの数も8個や24個というような製品もあります。
「Jaunt ONE」(Jaunt)や「OZO」(NOKIA)などの高級機種がソレです。
フレームレートも30pは当然として120pや解像度も4K-8K対応の製品になります。

その後、撮影した映像を編集するわけですが、Adobe Premiere Pro CCがよく使われています。
MACであればFCXも対応しています。
低価格な編集ソフトでも対応していたりします。
ステッチという機能を搭載しているソフトならできる、という目安もあります。
ステッチというのは読んで字のごとく、各カメラ間の継ぎ目をつなぎ合わせる機能のことでこれがぎこちないソフトもあったりします。

高級機種のカメラとなると専用ソフトが付属していることも多いです。
先述した「Jaunt ONE」や「OZO」がそのタイプ。
しかしながらさすが高性能仕様カメラの編集ソフトだけあってマシンパワーが要求されます。
レンズの数だけマルチカム編集になるのでコレは仕方がないところでしょう。

編集したVRコンテンツを再生するわけですがもちろんこれまでのプレイヤーでは画面操作なんてできないのでVR再生ができるプレイヤーを探すことになります。
公開が問題ないのであればYoutubeが最も手軽だと思います。
単純にVRコンテンツをアップロードしただけでは認識されないのですが、メタデータを付加することでVRコンテンツとして認識されます。
付加するメタデータを出力するジェネレーターアプリ360 video metadata アプリもあるので試してみてはいかがでしょう。