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4K マルチカム編集対応システム

Comstation MCはマルチカム編集を含めた4K編集を快適に行う為に最適化されたハイエンドモデルになります。最新のプロセッサとグラフィックボード、高速で大容量な作業用ストレージおよびメインメモリを搭載し放送局レベルの大規模編集で十分な性能をご提供いたします。また、拡張性にもすぐれThunderbolポートや豊富なUSBポートを備えさらに内部拡張性にも優れ、SDI入出力やHDMI入出力ボードを搭載する事も可能です。

4Kマルチカム編集対応システム

ハードルが高い4Kマルチカム編集ですがComstation MCでは最新プロセッサやグラフィックボード搭載による基本性能の底上げだけでなく,一般的なメモリより高速なメモリ、作業用ストレージの高速化など目に見えにくい各種部品のスペックにもこだわり4Kマルチカム編集を可能といたしました。

10GbEネットワークに標準対応さらにWifi対応

マルチカム対応になりますので複数の4K60Pの動画をネットワーク経由で取り込む場合も想定しております。4K60Pでも1本であれば2.5GbEで余裕をもって対応可能ですが流石に複数本を同時に取り込む必要がある場合は2.5GbEでも力不足になります。そこでComstationMCでは10GbEを標準搭載。ファイルサーバーと10GbE接続することにより複数本の4K60P動画をスムーズに取り込む事が可能です。また、2.5GbEもポートおよびWifi対応のため最大3つの別々のネットワークに接続する事が可能となります。

Thunderbolt4ポート, 高速USBポート搭載

Thunderbolt4を2口標準搭載。Thunderbolt4は40Gbpsと圧倒的な速度で外部ストレージと 接続し、編集効率を改善いたします。USB接続機器も一般的なTypeAはもちろんThundebolt4はUSB4準拠(最大40Gbps)もしておりますのでTypeCのUSB接続機器を接続する事も可能で外付けストレージからの転送時間を大幅に削減いたします。

スリーストレージシステムによる高速化

OSストレージにはオペレーティングシステムやアプリケーションがインストールされており、その他のシステムファイルも保存されています。OSストレージには頻繁に読み書きが発生するため、OSストレージと作業用ストレージを共用すると作業に必要なデータの読み書きが遅くなります。
一方、作業用ストレージには、動画や音声、画像などの編集に必要なファイルが保存されます。作業用ストレージを別のディスクに設定することで読み書き速度も向上するため、編集作業がスムーズに行えるようになります。
さらに、保存用ストレージには完成した動画を保存するために使用します。保存用ストレージを別のディスクに設定することで、保存時に必要な書き込み速度が向上し、保存用ストレージの容量も大きくなるため、ファイルの管理やバックアップなどがしやすくなります。
このように、OSストレージと作業用ストレージ、保存用ストレージを分けることで、ストレージの読み書き速度やストレージの負荷分散が改善されるため、動画編集作業をよりスムーズかつ効率的に行うことが可能となります。

オプションにてSDI入出力カードを追加可能

放送業界標準でもあるSDIの入出力はオプションにて対応可能です。BlackmagicDesign DeckLinkシリーズ及びAJA Video systems KONAシリーズのSDI入出力カードを増設可能。
ご使用者に最適の入出力カードをお選びいただけます。SDIだけでなくアナログ、HDMIを様々なコンビネーションで搭載した1.5G、3G、6G、12G-SDIから選択できます。1枚のカードで複数のソースから同時にキャプチャー・再生が可能なマルチチャンネル・モデルもございます。すべてのモデルはエンベッドSDIオーディオをサポートしているので、デッキ、モニター、プロジェクターなどのプロ仕様の放送用機器とすぐれた互換性が得られます。
また、Comstation MCでは2枚のカード増設に対応いたします。
主なカードのご紹介。

  • Decklink Mini Monitor 4K: HDMIと6G-SDIの出力をサポート
  • Decklink Mini Recorder 4K:HDMIと6G-SDIの入力をサポート
  • Decklink Duo 2:4つの3G-SDIの入出力をサポート。1080p60までのSD/HD-SDIフォーマットに対応し、1枚のカードで入力、出力を行う事が可能です。
  • DeckLink Studio 4K:6G-SDI対応の入力ポート、出力ポートを備えるだけでなくHDMI 、コンポーネント、コンポジット、Sビデオなど多様な端子をもちRS-422によるデッキコントロールにも対応
  • DeckLink 4K Extreme 12G :12G-SDI入力を2ポート、出力を2ポートとHDMIの入力、出力を各1ポートを備えます。またドーターボードであるDeckLink 4K Extreme 12G – Quad SDIを追加することによりクアッドリンクSDI入出力 機能を搭載可能
    (ドーターボード搭載時はHDMI入出力及び光ファイバー入出力は取り外されます。)
  • DeckLink 8K Pro : 4ポートの12G-SDI入出力共用ポートを備えたハイエンドの放送およびデジタルシネマのワークフローに最適 なカード
  • *EDIUSにおいてはサードパーティー製品は仕様制限がございます。詳しくは下記をご参照ください。
    資料ダウンロード

基本仕様
モデル名 Comstation MC 2023SS
型番 comstationmcm5V4-2023AW
OS Windows 11 Pro 64bit
CPU Intel Core i9 24コア
ケース ミドルタワー
搭載メモリ DDR5 128GB(高周波数動作品)
OSエリア 1TB SSD
作業エリア 2TB NVMe 超高速SSD
保存エリア 8TB HDD(7200回転)
GPU Nvidia RTX 4080
光学ドライブ BD対応ドライブ
カードリーダー USB 外付け接続カードリーダー付属
推奨用途・ユーザー 放送レベル4K編集、マルチカム編集
推奨編集ソフト Davinci Resolve Studio
DaVinci Resolve Fusion
Adobe Premiere Pro
Adobe After Effects
EDIUS 11 Pro


カスタマイズ例とその効果

  • CPU を変更
  • グラフィックボードを変更
  • HDD・・・容量の変更はもちろん速度に優れたストライピング(RAID0)、冗長性に優れたミラーリング(RAID1)もご依頼いただけます。
  • 入出力カードの追加・・・BlackmagicDesign の DeckLink シリーズや AJA Video systems KONA シリーズをセットアップした上での納品も可能です。接続する機器をご連絡いただけましたら弊社で搭載ボードを選定させて頂くことも可能です。

上記以外も可能な限りのカスタマイズに対応いたします。

CPU 変更、グラフィックボード変更、メモリ容量変更、ストレージ容量変更等可能な限りのカスタマイズに対応いたします。もちろん、各種映像出力ボード、HDD ホットスワップベイの増設等ハードウェアの増設もご要望にお応えいたします。
また、他社では一般的に行っていない持ち込みソフトのインストールやご指定ソフトのインストールも可能な限り対応いたしますのでご遠慮なくご相談ください。

出荷前検査

各パーツにこだわりを持って選定しているだけでなく当社では出荷前検査にも力をいれております。各モデル共通にて最低下記テストが行われた後、出荷させて頂きます。

  • メモリ負荷テスト 8 時間~72 時間(搭載容量による)
  • CPU 負荷テスト 48 時間
  • グラフィック負荷テスト 48 時間
  • その他、各種入出力ポート、デバイステスト

保証・サポート

ご購入後、1 年間はセンドバック方式にて部品、作業費ともに完全無料にて修理対応いたします。
ハードウェア保証の他に映像編集ソフトフェア (EDIUS、Adobe Premiere CC) の使い方、トラブルなどのサポートまで行います。

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