OPEN-VPN設定済みNAS提供サービスの開始

ひと昔前にくらべ非常に簡単に設定できるようになったと言われるVPNサービスですが、まだまだ一般の方からみると敷居が高く接続できないという話も散見されます。そこで弊社ではOPEN-VPNサーバーを構築済みのNASの販売開始いたしました。知識レベルはPCレベルで簡単に導入が可能です。

*注意事項

  1. 固定グローバルIPが必要です。
  2. オフィス側ルーターのUDP1194ポートを開放が必要です。(UPnP機能対応ルーターであればNASより簡単に開放可能です。詳細はご利用のルーターメーカーにお問い合わせください)。
  3. 自宅(リモート元)のPCにOPENVPNソフトウェアをダウンロード&インストール(オフィスのPCには不要です。)
  4. オフィス側のリモート対象となるPC(ホストPC)のローカルIPアドレスを予め調べておく必要があります。
  5. オフィス側のリモート対象となるPC(ホストPC)のローカルIPアドレスは固定を推奨いたします。()

具体的利用方法

NASを介してVPNを接続するとNAS内に保存されているデータをリモート場所(出張先やご自宅等)から取り出せるだけではありません。オフィス内のパソコンをリモート接続することが可能になるためにオフィスのサーバーに動画エンコード等の重いい作業をしながら手元のパソコンでは軽い作業を行うなどの平行作業で業務効率が飛躍的にアップいたします。

サンプル機の貸し出しで安心

設定済みのサンプル機を事前にお貸出しすることも可能です。これにより「購入したが設定できなかった」や「想像していたのと違う」という問題を回避できます。

サンプル機の貸し出しはこちらよりにお申込みください。(使用用途に「OPEN-VPNサーバーサンプル希望」とお書きください。容量、用途等は未記載で問題ございません。ただし、必ず電話番号はご記載ください。*貸出サンプルの機種容量は指定できません。また、貸し出し機には台数制限がございますのでご都合に添えない場合がありますことを予めご了承ください。)

OPEN-VPNの注意点

非常に便利なVPN接続ですがSmartLink方式のファイル共有と違いいくつかの制限事項がございます。

  • サーバー側(NAS側)グローバルIPが固定IPである事
  • サーバー側(NAS側)のルーターの1194(UDP)が閉じられていないこと(UPnPに対応しているルーターならNASからの操作により開放可能です。UPnP非対応の場合は手動で開放する必要があります。詳細はルーターメーカーにお問い合わせください。)

ご使用ルーターに関する注意

NASが接続されている側(オフィス等NASが設置されている側)の指定ポートが開放されている必要があります。手動での開放の方法はご使用機器メーカーにお問い合わせください。ただし、市販されている多くのルーターはUPnP機能に対応しておりNASコントロール画面のよりクリック一つで開放できます。

各有名ルーターメーカーのUPnP機能に関しては下記をご参照ください。

BUFFALO/バッファロー https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/830.html

YAMAHA/ヤマハ http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/UPnP/upnp-general.html

ELECOM/エレコム http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=7050&category=152&page=1

フレッツ光、光コラボ、NURO光等のサービスをご利用の場合はレンタルされているホームゲートウェイ(ONU+ルーター)の機種が数種類あります。基本的にはほとんどUPnP対応しているようですが詳しく契約先にお問い合わせください。