業務レベルスタンダード 4K 編集機

Comstation Rは一般的趣味レベルではなく業務としてAdobe Premiere Proを主に編集される方にむけたモデルになります。
地域演奏会や運動会の出張動画撮影、結婚式撮影業務などを行われる多くの業務編集者様にご満足してお使いいただけるように構成しております。

Adobe社のソフトはバランスが重要

Adobe社各ソフトはそれぞれ求めるスペックに特徴がある物のの一定の傾向はあります。Premere Pro, After Effectに関していえば共にコア数*は10~16コアあたりがベストになり、GPUアクセラレーションが重要なのでグラフィックボードの性能も高い必要があります。さらにDisk Cache** を使用せざる得ない場面が多々あるためにストレージ速度も重要になります。
Comstation Rは14コアCPU、RTX3050 GPU、メモリ32GBとPremiere Proが快適に動くように設計されたモデルです。
映画やTV放送等の編集ではGPUの性能を引き上げやメモリ増量を推奨いたしますが、どうしても高額に成りがちです。しかしイベント撮影映像編集や結婚式撮影等のAPremiere PROが主でAfter Effectは補助的に使う事が多い編集ではComstation Rで十分快適にご利用いただけます。(After Effectを多用される方はメモリを64GBに増設することを推奨いたします。)
*両ソフトともコア数が多くなりすぎると寧ろパフォーマンスが低下する場面が多々ございます。例えばAdobe Premiere Proでは高価なXEON CPUを2基搭載(合計64コア)よりCore i5やCore i7(14~16コア)の方が他のハードウェア条件を同じにすると多くの場合、後者の方が処理能力が高くなります。
**Cache の割り当てを高速な作業用ドライブ割り当てるてご利用ください。OS ストレージや保存ストレージに割り当てる場合よりパフォーマンスが
アップいたします。

ほぼすべてのAdobe社製ソフトが快適に動きます

上記のようにComstation RはPremiere Proを快適に動かすよに設計されてますがこの条件を満たすことによりPhotshopやIllustratorなどほぼすべてのAdobe社製のソフトウェアを快適にご利用いただけます。(After Effectで重い作業を行う場合はメモリを増設を推奨します。また、Adobe Substance 3D をご利用のお客様ば別途ご相談ください。)

スリーストレージシステムによる高速化

OSストレージにはオペレーティングシステムやアプリケーションがインストールされており、その他のシステムファイルも保存されています。OSストレージには頻繁に読み書きが発生するため、OSストレージと作業用ストレージを共用すると作業に必要なデータの読み書きが遅くなります。
一方、作業用ストレージには、動画や音声、画像などの編集に必要なファイルが保存されます。作業用ストレージを別のディスクに設定することで読み書き速度も向上するため、編集作業がスムーズに行えるようになります。
さらに、保存用ストレージには完成した動画を保存するために使用します。保存用ストレージを別のディスクに設定することで、保存時に必要な書き込み速度が向上し、保存用ストレージの容量も大きくなるため、ファイルの管理やバックアップなどがしやすくなります。
このように、OSストレージと作業用ストレージ、保存用ストレージを分けることで、ストレージの読み書き速度やストレージの負荷分散が改善されるため、動画編集作業をよりスムーズかつ効率的に行うことが可能となります。

オプションにてSDI入出力カードを追加可能

放送業界標準でもあるSDIの入出力はオプションにて対応可能です。BlackmagicDesign DeckLinkシリーズ及びAJA Video systems KONAシリーズのSDI入出力カードを増設可能。ご使用者に最適の入出力カードをお選びいただけます。SDIだけでなくアナログ、HDMIを様々なコンビネーションで搭載した1.5G、3G、6G、12G-SDIから選択できます。1枚のカードで複数のソースから同時にキャプチャー・再生が可能なマルチチャンネル・モデルもございます。すべてのモデルはエンベッドSDIオーディオをサポートしているので、デッキ、モニター、プロジェクターなどのプロ仕様の放送用機器とすぐれた互換性が得られます。なお、Comstation Rでは1枚のカード増設に対応いたします。
主なカードのご紹介。

  • Decklink Mini Monitor 4K: HDMIと6G-SDIの出力をサポート
  • Decklink Mini Recorder 4K:HDMIと6G-SDIの入力をサポート
  • Decklink Duo 2:4つの3G-SDIの入出力をサポート。1080p60までのSD/HD-SDIフォーマットに対応し、1枚のカードで入力、出力を行う事が可能です。
  • DeckLink Studio 4K:6G-SDI対応の入力ポート、出力ポートを備えるだけでなくHDMI 、コンポーネント、コンポジット、Sビデオなど多様な端子をもちRS-422によるデッキコントロールにも対応
  • DeckLink 4K Extreme 12G :12G-SDI入力を2ポート、出力を2ポートとHDMIの入力、出力を各1ポートを備えます。またドーターボードであるDeckLink 4K Extreme 12G – Quad SDIを追加することによりクアッドリンクSDIに対応(ドーターボード搭載時はHDMI入出力及び光ファイバー入出力は取り外されます。)
  • DeckLink 8K Pro : 4ポートの12G-SDI入出力共用ポートを備えたハイエンドの放送およびデジタルシネマのワークフローに最適 なカード

基本仕様
モデル名 Comstation R 2023SS
型番 Comstationrm4V4-2023SS
OS Windows 11 Pro 64bit
CPU Intel Core i5 14 コア
メモリ DDR4 32GB 増設可能(最大128GB)
グラフィックボード Nvidia RTX 3050(各種Quadro、Geforceシリーズ等変更可能 )
光学ドライブ BD ドライブ
OS&アプリケーションソフト用
ストレージ
500GB SATA接続SSD
作業用ストレージ
(プロジェクトファイル用ストレージ)
1TB SSD NVMe(PCI-e)接続
保存用ストレージ 6TB HDD 5400回転
カードリーダー USB 外付け接続カードリーダー付属
LAN 1GbEx1 
無線 LAN 非対応
USB ケーストップ USB3.2 GEN1 Type A 5Gb/s x 2(旧名称USB3.0)
(オプションでUSB3.2 GEN1 5Gb/sType C対応可)
USB リア USB3.2 GEN2 Type C 10Gb/s x 1
USB3.2 GEN2 Type A 10Gb/s x 1(USB3.0互換)
USB3.2 GEN1 Type A 5Gb/s x 4(旧名称USB3.0)
USB2.0 x 2
Thunderbolt 非対応
推奨編集用途 業務レベル編集
推奨編集ソフト Adobe Premiere Pro
Adobe After Effect
推奨オプション
(1 枚のみ追加可能)
BlackmagicDesign Declink シリーズ
AJA Video systems KONA シリーズ
筐体サイズ ミニタワー  432x 215 x 393 mm (DxWxH)


カスタマイズ例とその効果

  • CPU を変更
  • グラフィックボードを変更
  • HDD・・・容量の変更はもちろん速度に優れたストライピング(RAID0)、冗長性に優れたミラーリング(RAID1)もご依頼いただけます。
  • 入出力カードの追加・・・BlackmagicDesign の DeckLink シリーズや AJA Video systems KONA シリーズをセットアップした上での納品も可能です。接続する機器をご連絡いただけましたら弊社で搭載ボードを選定させて頂くことも可能です。

上記以外も可能な限りのカスタマイズに対応いたします。

CPU 変更、グラフィックボード変更、メモリ容量変更、ストレージ容量変更等可能な限りのカスタマイズに対応いたします。もちろん、各種映像出力ボード、HDD ホットスワップベイの増設等ハードウェアの増設もご要望にお応えいたします。
また、他社では一般的に行っていない持ち込みソフトのインストールやご指定ソフトのインストールも可能な限り対応いたしますのでご遠慮なくご相談ください。

出荷前検査

各パーツにこだわりを持って選定しているだけでなく当社では出荷前検査にも力をいれております。各モデル共通にて最低下記テストが行われた後、出荷させて頂きます。

  • メモリ負荷テスト 8 時間~72 時間(搭載容量による)
  • CPU 負荷テスト 48 時間
  • グラフィック負荷テスト 48 時間
  • その他、各種入出力ポート、デバイステスト

保証・サポート

ご購入後、1 年間はセンドバック方式にて部品、作業費ともに完全無料にて修理対応いたします。
ハードウェア保証の他に映像編集ソフトフェア (EDIUS、Adobe Premiere CC) の使い方、トラブルなどのサポートまで行います。

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